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「今からどこへ‥‥。」
「あははは!そんな怯えるな。
これから大事な商談。
連れて行きたくなっただけだ。」
驚くほど別人。
笑った社長は普通の人だった。
そりゃ、ビビる。
あんなこと普通しない。
獲物は死んでるのに、ズタボロにするなんてない。
「手貸せよ。」
驚いて固まっていると、手首を掴まれた。
男が1人、アタッシュケースを開けた。
何が入っているかはわからない。
その中から何かを取り出した。
「来るだろ?やるよ。」
手首にブレスレットだ。
でも、それに目が釘付けだ。
あり得ない。
本物を見たこともなくてもわかる。
本物のダイヤモンドとゴールドだ
「驚くとはない。手付け金。
これから、どこにでも連れて行く
金の心配はするな。
心配するなら、男の心配でもしていろ。」
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