終わりの君

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僕が君に告白をしたら、君は頬を染めて微笑み、そして小さな声でよろしくと言ってくれた。 僕がおはようと言ったら、君は微かな笑みをこぼしながら少し頭を下げた。 僕が一緒に帰ろうと言ったら君は首を縦に振り僕の隣を歩く。 今日の出来事を聞くと細い声で楽しかったとしか言わない。 君は本当に恥ずかしがり屋なんだね。 でも僕は、そんな君が大好きだ。
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