2.AI☆ハート

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 月日が経ち、智久は休暇を取って小学校の父親参観日に来ていた。  今日は生徒が父親へ宛てた作文を発表する日になっている。  息子がどんな作文を読むか少しだけ期待しながら、一人が発表を終える度に起こる儀礼的な拍手を聞いていた。いよいよ息子の番になった。 「『ぼくのお父さん』
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