第1章 いつもの日常

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第1章 いつもの日常

登場人物 橋本 奏(中学一年生) 伊沢 美佳(中学一年生) 髙岡 拓磨 (キーンコーンカーンコーン) 「規律、礼。ありがとうございました」 「「「ありがとうございました」」」 いつもどうり、日直の号令で6限目の数学が終了し、金曜日の学校が終わった。 「ふぁぁ。疲れたわぁ。やっぱり授業は寝るに限るね。」 「なにいってんの奏。そんなこといっているから、テストの成績が落ちてお母さんにゲーム禁止にされるんだよ!大体ね、まず一番苦手な数学で寝ようとしている神経がおかs...」 「あーはいはいストップストーーーップ!! 相変わらず美佳は真面目すぎてこっちの頭がおかしくなりそうだわ。まぁ学年トップの美佳さまは当然のように授業で寝てないんでしょーねー」 「当たり前でしょ。もう。」 親友の美佳は頭がすーっごくよくて、学年で並ぶ人はいないくらいだ。東大首席間違いないといわれている。まぁしかも運動神経もいいと、まさに完璧。ちょっと自分勝手なときもあるかもねぇ。まぁそれはあんまり気にしない。でももしかしたら、もっと性悪なのかも…?。ありえるぞ。まぁそれにくらべて、私はバカ中のバカ。この私立中学校に入学できたのは奇跡なくらい。(たまたま好きな分野が入試で出たんだよなぁ)私の自慢は、とーーってもかわいいことだけだな(ドヤァ)。まぁ自分でいうなとよく美佳にも言われる。でもそれくらいしかいいとこがないんだよぉ。 「あ、そうだ。奏、明日勉強教えてあげるよ。奏のいえでいーよ」 「まじで、ありがとう!どうせ親仕事だし。」 「よし、じゃあみっちりしごこうか」 「うっ…お手柔らかに…」 「そんなびびらんでよくない…? あ、じゃあ、午前中は勉強して、午後からお菓子を作るっていうのはどう?(^ー^)」 「まじ!?やるやるやります。神様~♪」 「そうときまれば、明日9時に奏の家でね!」 「オッケー」 「「またね~」」 私は知ることもなかった この約束が、人生最大の悪夢へと繋がることを                    続く
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