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02
部活の先輩のストーリーに君が写ってた。
私と付き合ってた時にデートで持ってきたニットを着ていた。
私と付き合ってる時はしてなかったパーマをかけてた。
君は覚えてるのかな。
私が寒くてそのニットを着させてもらったときに、君の香水も付けてもらって。
君が帰って離れてからニットの匂いを嗅いで会いたいなってお互いになってたこと。
あの時感じた遠距離の辛さ。
今日そのニットを着る時に一瞬でも私の事思い出してて欲しかったなって考えた。
自分から別れといてなんだけど、
多分まだ私好きなんだと思う。君のこと。
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