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ジュルッ…ジュポッ… 喜一さんのぺニスを口いっぱいに頬張り、唾液で濡れた音を立てながら、口での愛撫を続ける。 「―――悠…ッ、ふぅ、上手だ…」 吐息混じりの甘やかな、そして 艶やかな声で、僕の名を呼ぶ。 優しい手付きで僕の髪を撫で、時折グッと力を込めて、口の奥までぺニスを咥えさせようとする。 いつもサレる側の僕は、喜一さんの反応がすごく新鮮に感じる。 上目遣いで視線を喜一さんに向けると、喜一さんと目が合う。 僕のしている行為をずっと見ていたのだろうか。 そう思うと、見せ付けるように、上目遣いで喜一さんを見ながら、舌を出しぺニスを舐めまわした。 喜一さんの気持ち良さそうな表情。 目を細めて、色気漂わせ、息を荒くし、少し赤らむ顔で僕を見ている。 「あっ、っ…イきそう…」 その言葉が嬉しかった。 僕のこの行為で喜一さんをこのままイカせたい。 亀頭の部分を舌でなぞり、思いっ切り吸い上げる。 「ん…ッ…、んぁっ…」 足の間に居る僕をギュッと膝で締め付け、僕の口の中にドクンドクンと脈打ちながら、白濁を吐き出し、僕は苦いそれを飲み込む。 喜一さんは荒い息を吐きながら 「悠、あ、もしかして飲んじゃったの?」 「ん…」 「無理しなくても良かったのに。でも、嬉しい気持ち良かった。ありがとう。今度は悠の番だから、いっぱい感じてほしい」 そう言って僕をベッドに押し倒し、体勢を変えた。 「えっ、ちょっと喜一さん、今日は僕がって思っていたのに」 「うん、わかってる。だけど俺がしたい。させて…?」 そんな色気たっぷりなフェロモン飛ばして、ドキドキさせるような顔して言わないでよと思いつつ… 「じゃあ…きて…」 僕は微笑んで喜一さんを見上げ、 両手で喜一さんの頬を挟むようにして、引き寄せキスをする。 「ふふ、可愛い事するんだな」 そのまま唇を重ね、舌が侵入してくる。 ねっとりと口の中を動き始めた喜一さんの舌に応えるように、僕も舌を絡めた。 「……ん、ふ……ッ……」 漏れる吐息 舌が舌を絡め取るたびに閉じてる瞼が揺れ動く。 唇が離れ、目を開くと口元から糸を引く唾液。 喜一さんの顔は、目元が楽しげに細められ、欲情してるオスの顔をしていた。 喜一さんの萎えていたぺニスがまたムクムクと固くなってきたのが僕の腹に当たって、わかった。 僕は求められている。 僕で感じている。 そう思うと喜一さんとのこの関係を手離す事なんかできない。 依存してるだけかもしれない ただの執着心かもしれない だけど―――… ずっとこのまま一緒に居たいと思うのは、やっぱり喜一さんしか思い付かないし、他の人とはしたくはない。 身体から始まったこの関係。 唐突に僕の恋心の蓋が開き自覚した。 僕は喜一さんが好きなんだと――…
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