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2章まとめ
あらすじ(波音さんがお送りいたします。)
すーーーーっごく体痛いし何より疲れたわ!なんなの!?もう!
処刑台の女王を倒して最初にやることはなんと後処理。
奥村弥生の討伐と同時に市民達が忽然と水となったんですって。
それで師隼と狐面はてんやわんや!当然よね。
そんな中、術士が師隼によって頼まれたのは弥生が残した女王の結界の調査。
でもその途中、玲が居なくなってしまうの。
日和からすれば血は繋がってないけど一番の家族に近い存在だったのに、残念よね。
私も同業を失うと仕事に支障出るから困るんだけど。
さて、悲しんでいるのも束の間、日和は夏樹の家庭問題に首を突っ込んでたの。
術士や術士ではない家族の心境に大きなため息を零して(※零していません)、目覚めてしまった神様の力を使って解決へ導く日和。
それで竜牙の怒りと心配は頂点へ。
どうしても苦しむ人を救いたいと力を使いすぎて死にかけた日和を、竜牙は自身の力を使ってなんとか命を繋ぎ止めたみたいね。
私は殆どいなかったし何の話か分かってないけど。人に心配かけるだなんて、馬鹿じゃないの?
それから最早自分にできることなし、と竜牙は年を越して最期のお別れなのに一人で魂送りの儀式へ向かう。
同時に竜牙の主でもある正也は師隼の指示通りに県外への応援に行くのだった。……全く、アイツもタイミング悪いわね!
そこへ大丈夫、竜牙は私が最期まで見送ります!と意気込んで竜牙の元へ向かったのは日和。
竜牙の記憶と恋の予感に右往左往。
竜牙の中の転生前の自分がどんな人間なのかを見ながらも、どこか他人事で、それでも竜牙の存在はしっかりと受け入れて、巫女としての役割を果たして地上へ帰る。
結局日和は竜牙に恋したのかどうか、愛情が分からぬ日和に恋は分からない。
竜牙を看取ってから遠ざけてしまっている竜牙から貰ったリボンを付けることはなく、日和は自分のできることと強さを求めて狐面になるのであった。
……はっ?えっ?
日和が狐面として新たに触れた問題の間に麗那は師隼と結婚し、波音も16歳になって焔と、更に別人格の姉とお別れをした。
篠崎の問題は篠崎で終わらず隣町の枕坂も巻き込んでどうなるのだろうか。
そして日和の従兄だという金詰紫苑の存在に迫る、次回3章開幕――。
……私もちゃんと活躍するんだから!見てなさい!
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