第3話 年下の友達

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飲み会がスタートしてからは、改めて自己紹介をしたり先輩たちの世間話を聞いたりして時間が過ぎていった。そして、3時間後にお開きになった。なんとなく飲み足りなかった私は、たまたま隣になった彼に声を掛ける。 「ねぇ、うちで飲み直さない?」 「え?」 彼は顔が赤くなっていた。 「もしかしてお酒弱い?」 私が聞くと、彼は首を振る。 「いえ、そんなことないと思います。まだいけます」 「じゃ、行こ? うち近くだからさ」 軽いノリで、私は彼を家に招いた。
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