第3話 年下の友達

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「おじゃまします」 「どうぞ」 コンビニで買ってきたチューハイとおつまみをテーブルに置き、ベッドを背もたれにして2人並んで座る。 「テレビつけるね」 私はリモコンを操作しながら彼に聞く。 「恋愛映画好き?」 彼が少し恥ずかしそうに答える。 「嫌いじゃないです」 「なにそれ。好きってことでいいの?」 「多分?」 彼はチューハイを開け、ごくごく飲み始める。その言動が可愛くて、思わず笑ってしまう。 「私さ、最近海外の恋愛映画にハマってるんだ。一緒に観ない?」 「いいですよ」 それから私達は、だらだらとお酒を飲みながら映画を観た。
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