第3話 年下の友達

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彼氏とは私が高校2年生の時、5歳離れた兄の紹介で知り合った。同じ大学に私のことを可愛いって言っている友達がいると言われた時は、嬉しくて嬉しくて仕方がなかった。 初めて会った日、彼は金髪で服装が派手で絶対に好きにならないタイプだと思った。でも話してみるとチャラい見た目とは違っていて、落ち着いていて私のどんなにくだらない話にも付き合ってくれる優しい人だった。そして何度かデートをした後、彼から告白されて付き合うことになった。 最初の頃は毎日が楽しくて幸せだった。でも彼が就職して会う回数が減ってからは、どこか物足りなさを感じることが増えていった。
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