そうだ、仕事へ行こう リメイク版 ~ある日の俺の話

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「ヘイ。皆さんお待たせー! ご飯できたよ」 嫁がバタバタと走りながら叫んでいる。やかましいなあ。落ち着きのない! 「じいちゃん、ご飯の机に行こうねー。はーい、こっちだよ」 ああ、やっと飯か。なんだか今日は長い1日だったな。 みーさんの指差す椅子に座ると、俺は箸を持った。なんだかよくわからん、茶色のものを口に入れる。うん、うまい。でもなんか食いづらいな。いつまでも細かくならん。まあ、飲み込んでしまえばええわ。 「じいちゃん、いただきます言った?」 「ああ、言ったよ」 そんなのどうでもいいんだよ。うるせーなっ! やっと飯が食えるんだ。静かに食わせろ。 【完】
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