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その三 たけのこ
近所の八百屋さんや、スーパーに、その姿を見かけるようになった。
山からの春の味覚、たけのこ。
買うなら適度な大きさのものを。
家にある鍋の関係もあるんだけど。
実家には、母の故郷より実家の山から
実に立派なものが毎年届く。
「届いた」
そう母から連絡来たら、迷わず実家に行く。
実家が近いってこういう時、お得❤
それ用の大きな深い鍋がある実家で届いたたけのこを、下ごしらえして茹でる。
その過程もすごく楽しい。
母から教えてもらった方法はふたつ。
米ぬか使う場合と、米の研ぎ汁を使う。
どちらもアクとえぐみを抜くためなんだけど。
そうそう米の研ぎ汁がなかったら、生のお米使ったりする。
白く綺麗に仕上がるのはぬかより、お米の研ぎ汁か、生のお米なのでもう何十年も実家はそうしてる。
私も、自分の家でする時は後者だ。
見た目はやっぱり大切よ。
今年のたけのこのはじめは、スーパーの走りのちっちゃいたけのこで。
下ごしらえはまずは穂先を斜めに切っちゃう。
切ったら縦に切り込み入れちゃう。
大きな深めの鍋でも立派なたけのこならば、
ちょうどいい感じになるまで皮を剥く。
でも、全部は剥かないで!
美味しくなくなるから。
それを踏まえて鍋に、たけのこと全体がかぶる位の米の研ぎ汁、もしくはお米と、全体がかぶる位の水を入れ、中火にかける。
てあげて沸いたら弱火で1時間茹でる。
茹で上がったらそのまま冷ましてあげる。
夜茹でたら、一晩待つくらいかな?
それくらい冷ましてあげたら、たけのこを
取り出して、皮をはがし、水洗い。
きれいな水につけておく。
サイズによってはカットして。
冷蔵庫にそのまま入れて保存しておけば
楽しいたけのこ三昧。
次のページから、楽しく美味しいたけのこ料理のお話しようかな〜。
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