3人が本棚に入れています
本棚に追加
「いや、危険だと断言するのは良くありませんね…。ただ、異常事態ではあります」
カルロスは浮かない表情を浮かべ、扉の方へ歩いて行った。
「今回、私は緊急の伝言を受け、やってきました。内容が喧嘩ということで私は一安心しておりました。それは平和な時代におけるあなた様の危機だからです。
しかしどうやら世界が、時代が危機に直面しているのかもしれないのです…。
私は一度帰らせていただきます。念の為、我が配下の者にラルフ様を見張らせておきます。必ずやあなた様、ないしはソフィア=ルーカス様をお守りいたします。
最後に、私のことは友達にも天使にも言わないでください」
そう言って去っていった。
・
・
・
最初のコメントを投稿しよう!