趣味の時間旅行

幸運な物

良い想いが付いている物体は
それを所持した瞬間から
自分の味方になってくれる。
又、現地から移動できない物体や自分が所持できない物でも、
その物の歴史や
それに携わった人達の
想いに同調したり
感動したり
愛情を感じた場合。
その想いを生きている間
大切に共有してくれる人に対して
援護してくれる。
あかの他人の方が
身内の人よりも
強い味方になってくれる感じだ。
戦艦大和を援護して
沖縄特攻隊に行き。
艦首に被弾して
九州の基地までずっとバックで帰還した駆逐艦涼月。
一部の水兵が
自分を犠牲にして
浸水を防いでくれた為に
何とかたどり着いて
基地のドックに入ったタイミングで浅いドックに着低して沈んだ。
浅いので艦の上部は無事。
その犠牲になった水兵達の想いが
涼月を残し
軍艦防波堤として
現代まで残している。
ここで祈れば
味方になってくれるかも知れない。
見捨てられた不動のバイク
それをレストアして
大事に乗る。
バイクは感謝して味方になる。
しかし、ある日、危険を察知して
ライダーを守るために
突然故障して時間をずらす。
ポンコツだから故障したのではなく
そこを察知できるかいなか。
不幸中の幸い。
未来の不幸を回避してくれる物は存在する。
人よりも頼りになる。