鬼門

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鬼門

街の色々な場所に鬼門が存在する。 超能力者は、本能的に その場所を察知して避ける。 「ドロドロドロ!」と言う和太鼓の音が聴こえる。 鬼が太鼓を叩いている。 歩道の上にある屋根付きのバス停車場位のエリア。 見える人は、 具体的に見える。 見えない人は、 太鼓の音が聴こえる。 普通の人は、何も感じない。 寒気を感じる位。 太鼓を叩いている鬼の人相は、 角を頭の上から生やした正しく 鬼の顔。 赤い顔。青は居ない。 角は、女性は一本 男性は二本。 死期の近い身内に その親族が憑依された時、 一時的に その人が住んでいる街中に 点在する 全ての鬼門を 太鼓の音で確認しながら 回避させる体験 を、練習させられた人がいて、 自力で本能的に 自然体で普通に鬼門を 日常的な生活の中で回避する能力が付いた人がいる。 鬼門の場所は、毎日変わるので 歩く場所や時間を 不定期に微妙にずらして生活や仕事をしている。 鬼門に入った人は 運気が低下している。 鬼は常に一人で和太鼓を叩きなが 獲物を物色している。 高齢者の交通事故は 鬼門通過が多い。 背後霊の強い人は、 無意識に鬼門を避けている。 人間の言葉を話すカラスが存在する。 死霊がカラスに憑依して 身内の名前を連呼する場合が多い。 鬼門の存在を確認する能力が付いた人は、 普通の生活の中で 普通に生きている人の頭に 角が生えているかいなかが見える様になっている。 女性は、一本角の人が多い様だ。 そのパターンの鬼女性に関わると 生命力が吸われて身体が カサカサになると言っていた。 人間の生命力を食べている 宇宙生物の生霊がその女性に憑依して、 弱い人間を餌にしている。 鬼門で憑依される時に 左耳穴から侵入して来て 脳内に留まる。 その時、キーンと言う音と共に 耳の中の気圧が変わる。 直ぐに小指の先を耳の中に入れて弾けば追い出せる。 ヤバイ場所に行く場合は 耳詮かイヤホンでガードすると 効果がある。 無防備な人は ダメージを受けている。 ガッツリ悪霊に憑依されている人は 自分と同じ犠牲者を増加させる為 に、 積極的に活動しているが その当事者には その意識が全く無い。 憑依が取れると普通に戻るので 基本的には善人になる。 悪霊に憑依されている時は 目付きが解りやすく変わる。 二重瞼が一重瞼に変わる位極端。 目の前で話をしている最中に変わる人も見た事がある。 さっと素早く憑依されている。 直ちにその場所から避難する事。 もたもたするとアウト。 ラバウルの零戦隊の 迎撃発進速度位の無駄の無い素早さが安全になる。 国籍性別年齢に関係無く 鬼門の鬼がいる。 油断大敵。
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