VS女王⑦

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VS女王⑦

切りおとしホヤホヤといった、新鮮な男根でノー射精の昇天をさせられつづけ、我を失いそう。 それでも、どうにかこうにか堪えて、勇者との秘密の関係を明かさないと、やっと手を止めてくれて。 イジワルく時間をかけて抜いて「はあ、うああ・・・」と鳴かせながら、濡れて痙攣する男根をぽいっ。 「ここまで追いつめられても、白状しないとは・・・。 勇者への忠誠心から? それとも、芋づる式に秘密がばれるのを畏れて? ふふ、頑なにされると、尚のこと意地になって暴き立てたくなるものよ。 さらに体に聞いてみることにしよう。 噂では格闘家とお前も仲がよいらしいな。 とくに、お前が女遊びをやめてから」 男根を手放したのにほっとする間もなく「話に聞く格闘家の体格なら、これくらいか?」と新しく長いものを。 いや、最中に凝視したことないから、知らないし。 ただ、一物で乳首を擦られるのをつい思いだし、頬をかあっ。 「ほお、格闘家も隅におけんな」と今度はゆっくりっくり広げながら、ほじくってきた。 前の男根より細いから、さっきほど圧迫感はなく、でも、さらに奥へと埋まって。 弱点を擦られるのに劣らず、奥を突かれるのにも、電撃のような快感が走る。 深く男根を飲みこませたまま、やんわりと先で奥をつつかれて「はう!あうん!あん!ああん!」と陸に打ち上げられた魚よろしく、跳ねてしまう。 「どうだ?本物の格闘家と比べて。 私の手で、道具を用いてイタズラされるほうがヨくて、これから物足りなくなるかもな?」 くく、と喉の奥を鳴らして笑うのに、ぞくぞく。 女王さまのお言葉どおりになりそうで、怯えるような「それでもいいから、強く奥を突いてえ!」とおねだりしたくなって、さらに怯えるような。 もともと涙を流していたのが、赤ん坊のように、なりふりかまわず泣きわめきながら、あんあん。 みっともないざまに興ざめしてくれたら、ありがたかったが「ふはあ・・・」と荒荒しい吐息をして、女王は今日一の笑顔。 高々と口角を吊りあげた笑みは、口裂け女を彷彿させたけど・・・。 「勇者一行の秘めた内情を、お前に吐かせたかったが・・・。 これだけ淫らに乱れるなら、ふだんから、よほど肉欲にまみれておるのだろう。 ふふ、心配するな。 崇高な勇者が不義理な行いをし、男色に走るのに、幻滅をせぬし、責めもせぬわ。 なんなら、性の享楽に耽るパーティーに私も混ざりたいものだな」 「勇者や格闘家と競うのも、よかろう」とドレスのスカートを裂いた。 お目見えしたのは、レースのパンツ、その真ん中のもっこり。 男根を咥えこんだまま、のぼせて息を切らしつつ、さほど驚きはせず。 だって、前世の恋人の呪いのせいで、すっかり俺は女には不感症になったし。 女相手では、はじめから勃起しなかっただろうし。 それにしても、女装が板についているから、堂堂たる一物があるのが、下手な合成写真のようで「あれもオトメルの名産では?」と目を疑ってしまう。 おまけに、俺と二人して女装なんて。 一物ある女同士がセックスするという光景が、珍妙のような、あらためて意識すると、変に興奮させられるような。 「さあ、とくと勇者と格闘家と比べて、気もちよくなりなさい」 下着をずらして剥きだしにしたのは、勇者のよりこじんまりとして、格闘家より短いもの。 サイズ的に平均的だが、前の二つより亀頭の膨らみが大きく、いわゆる「カリ高」。 挿入の具合がいいとして、女に好まれるというタイプ。 男にも通用するのか? 興味がなくはなかったが、なにせ、相手は女王。 女王の一物を、俺如きの下人が咥えこむなど、尻を舐められるより、恐縮させられる。 「お、おやめを・・・」と号泣して首を振るも、艶めかしく笑い、コックリングを外して挿入。 さほど勢いがなくても、ほぐれた中にぬるりと滑りこんで、今まで以上に抵抗感がなく。 カリの窪みが弱点に擦れたとたん「くうあああ!」と胸のあたりまで精液を噴きだした。 「ふふ、どうだ?股のゆるい踊り子よ。 勇者や格闘家より、女王の一物は格別でないか?」 ピストンされるたびに、あんあん全力で射精して、大量の白濁の液体を噴射してしまって。 それでも「女王さまの一物のほうが大変、よろしゅうございます!」と媚びを売りもしなかった俺は、まあ、なんというか・・・。
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