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彼も運転席に座り、シートベルトをした私達…
車はゆっくり、立体駐車場から道路に出る。
そのあとは、道路を進んで
自室があるマンションに帰ってきた!
車は駐車場に入り、彼は
マンションそばの駐車場のはじっこに
車を停め、私達は車を降りて
一緒にエレベーターで、5階に向かう。
私
鈴崎 美音
「ぁ、そうだ!ねえ、雫。」
隣を歩く、彼がこちらに顔を向ける。
隣人
八幡 雫
「ん、どうした?美音。」
外廊下を歩きながら、彼の部屋へ向かう。
私
鈴崎 美音
「雫、"フラワーゾンビ"って
映画のDVD、持ってない?」
部屋の鍵を開けた、彼は微笑む。
隣人
八幡 雫
「もちろん、持ってるよ。
今夜はそれを観ながら、楽しもうか。」
ただ、映画を観るだけで終わらない事は
もう分かってるからか、ドキッとしてしまう…//
私
鈴崎 美音
「う、うん…//」
先に部屋に入るよう、うながされ
玄関先で靴をぬいで…
リビングにある、食卓の椅子に座る。
隣人
八幡 雫
「今日の夕飯は、サバの味噌煮と
ご飯、ワカメともやし、豆腐の味噌汁だ。
麦茶も用意してあるぞ。」
2人分の料理が、向かい合って並べられた。
私
鈴崎 美音
「ありがとう♪」
麦茶も、コップに注いでくれて…
私は笑みながら、彼にお礼を言う。
隣人
八幡 雫
「…ッ// い、良いんだよ…これぐらい//」
雫も、微笑み返してくれた。
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