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その日から淳平は昼も夜も関係なく、老若男女関係無く抱くようになり勃たなくなっても薬を飲んでまで抱くようになった。
その激しさから更に指名が入り、更に淳平は休み時間が減っていった。あれから一ヶ月経つ頃には一番の稼ぎ頭に手が届きかけていたが、アブノーマルオプションには勝てなくて中々一位にはなれずに居た。
「ねぇ店長あの子腹上死しちゃうかもよ?」
俺が休憩室でコーヒーを飲んでいれば、金髪のチャラそうな男が俺の対面に座ってきた。冨樫将司と言う奴で、淳平よりまだ稼ぎがある男の一人で基本NG無し。
「稼げるうちに稼がせとけ」
「えぇー!あのちんぽ亡くすのは惜しいよ!?結腸こじ開けられたあの感覚…忘れらんない…」
「自己管理出来ないならそこまでだろ」
「まぁ、元々そういう感じだけど…でも目的は金じゃなさそうなんだよね」
頬杖をつきながら考え込んでいるが、俺はコーヒーをまた口へ運ぶ。
《店で誰よりも稼げるようになったら考えてやらなくもないかな》
あの一言の為にあんなに誰にでも腰振って、しかも薬に頼らなきゃ勃たないくらいならやめれば良いのに…これだから駄犬は…
扉の開く音がしてそちらへ視線を向ければ淳平が居て、将司は目を輝かせて腕に抱きついてすりよっていて、まるで恋人と出会ったかのように見える。
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