店長は雌になりました

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「ごめんなさい!!本当にごめんなさい!!」 床に土下座をする淳平を煙草を吸いながら見下ろしている。翌朝起きて身体中痛いし声はまた枯れてるし、内腿にはキスマークが何個も残されていた。 俺が気を失ってから好き勝手した後片付けてくれたんだろうが、躾が必要か?誰が跡残していいって言ったよ。 「美味しそうだったので…つぃ…」 しゅんとしながら申し訳なさそうにしているが、俺が無言なのが怖いのかチラともこちらを見ない。まぁ見られてもあからさまに怒ってますって顔してるしな。 「だって可愛い真尋さんが悪くないです?名前呼ぶだけでイっちゃうとかもう俺の彼女になっても良いと思いますけど」 言うに事欠いて頬を膨らませながら何言ってやがる。ため息をつけばビクッとしていて、本当に悪いと思うくらいならやらなきゃいいのに。 それでもずっと見ていると愛着がわいたというのか、その腕の中に居るのも悪くないんじゃないかと思い始めている俺も居る。 「俺を」 「え?」 「俺を満足させ続けるならテメェの女になってやらなくもねぇ」 煙草を吸いながら言えば淳平は俺を見つめていて、ぱぁと顔を輝かせている。そして飛びついて来ようとしたので顔面を鷲掴み、力を入れてやる。 「痛い痛い!!!」 「調子に乗んな」 煙草の火を消してやれば優しく抱きしめてきて、俺はどうしようか少し悩んだが、ゆっくり背中に手を回して目を閉じてみた。
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