店長は雌になりました

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ある日の夜帰ろうとして最後にモニター確認をしていたら、ある部屋で将司と淳平が話し合っているのが見えまた椅子に座り直してモニターを見つめる。 淳平が言いよられていて、将司は体を擦り寄せていっている。頬杖をつきながら見ていれば将司は押し倒してキスをしようとして淳平は拒んでいる。これは振られてるな。 しばらく見ていれば無理矢理尻で抱こうとしているようだ。これは…事件になるのか?しばらく悶着があったようだが将司は諦めたように出て行き、淳平も出て行ったので俺は家へ帰る事にした。 家でソファーに座りながらタバコを吸っていれば足音がしてきて、そちらを見れば淳平が入ってきた。いつもと変わらない雰囲気の淳平を見ていたが、あからさまにため息をついた。 「あ?どうした?」 「へ?あ、いえ…今日将司さんに告白されたんです」 「で?」 灰皿に灰を落としてまたタバコを咥えて見つめる。 「もちろん断りましたよ!だって俺が抱きたいのは真尋だけです!」 「へぇ」 灰皿でタバコの火を消してこれから自分のしようとした事に戸惑った。これからこいつをベッドに連れて行って騎乗位してやろうだなんて… そう思っていれば淳平は隣に座ってきて俺の手に手を重ねてきて、淳平を見れば幸せそうにしている。
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