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さて、備中国分寺から少しで、日本で4番目(なお、上位3つはいずれも大阪)に大きい前方後円墳の造山古墳へ。
ここは墳丘に登ることもでき、登れる古墳としては日本最大になります。
古墳の上にはお社と石棺が。
全長350m、高さは30m程になる巨大な古墳ですが、発掘は未だされておらず、内部がどうなっているのかは定かではありません。
ただ、ここらいったい、古墳が大量にあり、後の時代の鬼ノ城の事をふまえると、当時はかなり注視されていた地域であり、都にも負けない町並みがあったのかしら?
造山古墳から北へ行くと、日本に8か所程度はある三大稲荷の一つ最上稲荷です。
こちらは最上稲荷山妙教寺の名の通り、日蓮宗のお寺さん。
そして、妙にアジアンチック……。
鳥居があったり、
しめ縄を飾ったりと神仏習合時代の面影を強く残すこちらのお寺の創建は、752年、孝謙天皇の病気平癒の勅命を受けた報恩大師がこちらの山の中で最上位経王大菩薩を会得し、病気が治ったからと。
不思議なことに、古墳時代からそう時をかけておらずに建てられていました。
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