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そして、本部に戻って犯人の取り調べが始まった。
「………」
「…ま、喋るワケないか」
取り調べには、逮捕から引き続いてフウが受け持つが、犯人は黙秘を続けていた。
「あのさ、今21時なの。私だって寝たいの。判る?」
「ヘッ…だったら何で今なんだよ?警察は取り調べに時間は関係ねぇってか?」
「あ、一理あるね?じゃ、サッサと終わらせようか?」
そう言って取り調べ室にやって来たのは、サッちゃんこと『TEAR』。
「ンじゃ、あとヨロシク」
「判った。スグに済ませる」
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