第四章

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『どんな人物だった?なぜ学校を見張る真似をした?』 「お、女だ!女!色白で、時代劇に出てきそうな白い着物を着てたぞ!ソイツが言ってたんだよ!ある男子学生を探せってな!」 それを別室から聴いた正子は、改めて車中荒らしが発生した日時と照らし合わせる。 「都内の車上荒らし事件と、ソイツが言っている事は間違い無いわね…TEAR、あとは捜査二課に引き渡して」 そう正子がサッちゃんに言うと、彼女はマスクを着けた。 「ご協力、感謝す…オッと」 気を失っていた雅人に、サッちゃんは「失礼なヤツだ」と言った。 .
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