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そして、今回の事件が概ね解決すると──…。
「う〜…」
「いや、私は止めたんですけど?」
正子はおでこを出すネコとフウに向かって、強烈なデコピンをして2人は床に倒れる。
「本来なら始末書書かせる。が、今回は呪霊具を回収出来たから許す。でも、葵君に何かあったらどうしたの?っていう意味でのデコピンね?」
「は、ハイ…」
「す、すみませんでした…」
「さてと…葵君?」
制服に着替えた俺は、正子さんに怒られる覚悟は出来ていた。
どちらかと言えば、ほぼ俺が悪いからだ。
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