第四章

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そして、今回の事件が概ね解決すると──…。 「う〜…」 「いや、私は止めたんですけど?」 正子はおでこを出すネコとフウに向かって、強烈なデコピンをして2人は床に倒れる。 「本来なら始末書書かせる。が、今回は呪霊具を回収出来たから許す。でも、葵君に何かあったらどうしたの?っていう意味でのデコピンね?」 「は、ハイ…」 「す、すみませんでした…」 「さてと…葵君?」 制服に着替えた俺は、正子さんに怒られる覚悟は出来ていた。 どちらかと言えば、ほぼ俺が悪いからだ。 .
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