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ずるい男と過ごす一夜
俺と彼は、クラブの近くにあるホテルに入った。
何度も別の男たちと来たことがある部屋だったが、今夜は初めてセックスをした日のように緊張していた。
「先にシャワーどうぞ。」
相変わらず、彼は余裕そうだ。
俺はそれが悔しかった。
「シャワーはいい。それより修二さんに早く触って欲しい。」
俺は彼をベッドに押し倒し、自ら服を脱ぎ捨てた。
俺の裸体をみても、彼は微笑むだけ。
この男、慣れている。
正攻法では攻め倒される。
俺は彼のズボンのベルトに手をかけた。
「もうやるのか?」
「そっちだって、これが目的だろ?」
「俺はもう少し優馬と話したいんだけど。」
「嘘だ。」
「なんでそう思う?」
「さっきから俺を試してる。」
「試してるんじゃなくて、本当の優馬が知りたいだけ。」
「一度だけ、寝る相手に晒すかよ/」
「んはっ、今の方がさっきの媚びた優馬より俺好みだ。」
修二は起き上がると、俺を組み敷いた。
「でも、やられるのは趣味じゃない。」
「んぁっ///」
修二は俺の身体を丁寧に舐めまわした。
舌の感覚が気持ちよくて、声が漏れる。
早く奥まで触って欲しい。
「中、自分で解したのか?濡れてるけど」
「ううん、修二さんに触られたから///」
「優馬は可愛いね。」
「ほんと?」
「ああ。だから、今すぐイかせてやる。」
そういった途端、修二は自分のモノを俺の中に一気に挿入した。
「んぁぁぁ///だめっ、すぐ、いっちゃう///」
修二は更に奥を突きまくった。
こんなに気持ちのいいセックスは初めてかもしれない。
「あぁぁっ……//んん///」
「締めつけすぎだ、」
「だってぇ//あぁぁっ、いくっ///」
俺はあっという間に絶頂を迎えた。
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