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いつも通りだけど、この場で会話をするのは私と花音、愁、蓮がほとんどだ。
千冬と伊澄もソファーの一角に座ってるけど、ほぼ空気と化している。食べることに集中して二人とも無表情だし感想も無いから、美味しいのか美味しくないのか分からない。
二人を見ていたらくいっと腕を引かれた。
振り返った先に花音が居て、
「お土産買ってくるからねっ」
満面の笑みを浮かべるから、
「ありがとうございます」と私も笑って返す。
「じゃあまた、春休み明けですね」
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