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またね
7月14日、23:50分
「もうすぐ、別れないとだね」
「そうだな…」
「いや?」
「いや、でも、また会いに、絶対あいに来る」
「わかった、待っとく、
あ、あと、ここのこと、それと、私のこと秘密にしててね」
「なんで?」
「じゃないと、消えちゃう」
「そっかじゃあ、言わない。」
世界がどんどん崩れ出す。
「もう時間だって、」
「カミサマは残酷だな、」
「だね。」
僕は光に向かって歩いていく、
「じゃあ、また。」
「うん、
あ、そうだ」
「なに?」
「絶対に秘密だよ」
それが彼女の言葉だった。
「うん、わかった、それじゃあ」
それが僕が贈った言葉だった。
「「またね」」
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