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高校生になってからよく行くファストフード店。
そこで僕らは雑談してる。
今日、数学の先生がキレたとか、体育の時間に校庭に猫がいたとか。
そんな他愛のないこと。
喉の渇きを潤すために、コーラに手を伸ばす。
行人は最近始めたバイトのことを話していた。
楽器屋さんで働いているらしく、
そこの先輩バイトの人がギターがすごくうまいらしい。
最近は行人なら、目を合わせて話すのも怖くなくて、そうしている。
瞬きしてから、四秒後。
行人の上には " 7 " という数字が浮かんでいた。
「え……」
絶句。その後にどよめき。
鼓動がうるさくて、止まらなくって。
行人は不思議そうに僕を見つめていた。
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