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ヒロシの家は豪勢な一軒家だ。
テレビは大きいし、ソファはふかふか。
親はどっちも働いているらしく、夕方まで帰ってこない。
二人でしばらくゲームをしていると、
いきなりスプリンクラーやらなんやらが稼働した。
とても慌てた。冷たいし、びしょびしょだし。
ヒロシと顔を見合わせて、なんだろうと思った。
とりあえず、このままじゃ風邪を引くから何かタオルを貸してくれと言った。
ヒロシは快く了承してくれた。
脱衣所にバスタオルがあるらしいから、それを取りに行こうとする。
ヒロシが廊下に繋がる扉を開けた時、火が襲ってきた。
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