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「げ!」
「もう閉まってる!」
校門は閉まっていた。
「このまま勢いをつけて飛び越えるぞ!」
俺がそう言うと、彼女はこくりとうなずいた。
このまま助走し、校門を飛び越える。
「とうっ!」
「えいっ!」
アスファルトの道路を思いっきり蹴り、宙に舞い上がる。
あの頑丈そうな鉄扉に引っかかることなく、校門を飛び越えることができた。
この時、彼女のスカートがめくれ上がり、パンツが見えてしまった。
短いスカート穿いているからだ、と思ったが、そうでなくても見えていたと思う。
ちなみに色は白。普通だな。
なりふり構っていられないのか、彼女が気にしている様子はなかった。
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