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すると、彼が
「あのさ、、変な話してもいい?」
「どうしたの?」
なぜか、寂しそうな目だった。
「変な話になるけど僕には、消したい過去があってさ。でもその過去があっても成し遂げたい夢があるんだ。」
それから、彼の人生の成功と夢のためにこの街に来たと語っていた。
「裕くんなら、どんな夢もきっと叶うよ!私応援してる!」
「ありがとう。転校してきてすごく不安だったんだ。僕なんかを受け入れてくれるかなって思ってた。でも君に出会えて良かった。友達になってくれてありがとう。」
彼が、笑った。一緒に花火を見た。
そして、花火が最後の一つ打ち上がる。
「あっ!いけない!私、友達待たせてるの。もう行かなきゃ。」
「分かった。気おつけてね。」
「夏休み終わったら学校きてまたバスケしよう!」
「うん」
「またね。ネックレスありがとう」
「バイバイ」
そう言って彼は、去っていった。
なぜか、もう会えないと思った。
でも、彼と花火を見れて良かったと感じた。
友達のところへ戻った。一緒に見れなくてごめんねと謝り一緒に帰った。
私は、夏休みが早く終わってほしいと思った。
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