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目を開けたら、2時間も経っていて人がたくさん来ていた。
彼が来てるのかもと期待したけどいなかった。
LINEを見ても、未読のままだった。
肌が焼けていて痛い。
奮発して買った水着も彼に見せるためだったのにこれじゃ目立つだけ。
涙を必死に来られて彼をまだ待った。
大丈夫。きっと来る。多分訳があるんだ。
「何かあった?待ってるからね」 LINEを送って私は、プールに手や足を付けた。
乾いた肌も水着も、日に焼けた髪も水を浴びて息がえる。
水がひどく冷たい。
彼のことを忘れてひたすら泳いだ。
泳いで泳いで体が疲れてきてプールサイドに上がってデッキチェアに寝そべった。私は、彼を待った。
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