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翌日になりました。
ピョンくんがおじいさんのところに行くと、おじいさんとスケッチブックを持ったミャーちゃん、それから町の人たちが集まっていました。
「え、何でみんな……」
ミャーちゃんがピョンくんの手をとって言いました。
「小鳥さんたちが町中を飛んで知らせてくれたのよ。ピョンくんとおじいさんのことを」
するとミャーちゃんの後ろにいたキツネのコン子ちゃんが前に出て言いました。
「ミャーちゃんから聞いたよ。らくがきはゆるせないけどさ、ここの家を今はあんたが一生懸命ふいてるって聞いて、そんなら私らも手伝おうと思ってさ。でもこれにこりて、もういたずらなんかしちゃダメだよ」
ピョンくんはそれを聞くと、なみだが出てきました。
「うっ、みんな、ごめん。ぼく今までいたずらばっかりして、迷惑かけちゃった。それから、今日はみんな掃除に集まってくれてありがとう!」
おじいさん、ミャーちゃん、コン子ちゃん、それから町の人たちはそれを聞いて、大きくうなずきました。
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