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「ミャーちゃん、ごめん」
「うっうっ」
ピョンくんはあれから何度も何度もミャーちゃんにあやまりました。
それでも、ミャーちゃんは泣き止んでくれません。
自分が悪いとはいえ、どうしたらいいのかわからなくなったピョンくん。
(ああ、どうすればミャーちゃん、泣き止んでくれるんだろ。ああ、いたずらなんかしなけりゃよかった……)
ピョンくんも、ミャーちゃんのなみだがうつったみたいにちょっぴりなみだが出てきそうになりますが、泣いてる場合じゃないとゴシゴシ目をこすりました。
(よし、何とかして、もとのぼくの顔にもどしてみせるぞ!)
ピョンくんは立ち上がると「ミャーちゃん、ちょっとまってて!」と言って走って森をぬけました。
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