折れんなよな

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 流行り物は流行り物だからこそ強いわけですが、といいますか、「白い結婚」っていったいなんだ? と思ったりもする昨今ではありますが、特に「イセレン」に軸足を置いてがんばる作家様は、めちゃくちゃ評価されて良いのだと思います。評価されるべきなのだとも考えます。市場の流れを追うのはあたりまえです。書きたいものが時勢に則していれば、それほど幸せなことはありません。量産は質の低下に繋がりかねませんが、ニーズそのものはあるのですから、彼らを馬鹿にすることはできません――と、いきなり酷い偏見を述べてみた。供給過多による質の低下――極論です。そのへん、じつはそうでもないと考えています。「イセレン」にあって上位層とでも呼ぶべき方々のご作品は、ほんとうに上手です。飽和状態だからこそ目立つのだろうとも思います。ほんと、「人気あるからウザっ、敬遠してやろう」などという感情は、学びの場を自ら放棄しているに相違ありません。私はそうだと思うのですよ。
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