消して消されてその果てに

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「フハハハハ、 そんなことは桃栗三年柿八年 長年の経験と勘の賜物よっ。 そんなことより怪盗閃光の雷花よ 今宵こそはお前を ご正道の前より消し去ってくれるわ」 「ふ、そんな事言っちゃって。 今まで一度も捕まえたことが 無いじゃぁないの。 だから一人で来たんでしょ。 誰からも相手にされなくて。 そういうわけで 今日も今日とてあなたの前から さようなら」 そう言って私は隠していた 人を運べる小型ドローンの リモコンのスイッチを入れた。
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