消して消されてその果てに

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「そう、分ったわ。 だったらこれを飲んでくれる? 私を愛しているなら飲めるわよね」 そう言って私は液体の入った小瓶を 蔵闇警部に渡した。 蔵闇警部はためらいもなくそれを飲んだ。 「これでいいんだな? う?なんだ?・・・ 俺は何故こんな所に? あ!お前は怪盗閃光の雷花!」 私を指さす彼の手から 私のドローンが落ちる。 私は素早くドローンを拾い上げ スイッチをオン。 ドローンが天高く舞い上がる。 私はドローンにぶら下がりながら 「さようなら、蔵闇警部。 私はやっぱり美しいものが好きなのよ。 だからこのことは忘れてあげる。 じゃあね、バイバイ♪」 「まてぇ、怪盗閃光の雷花っ」 いやぁね。待つわけないじゃない。 それにしても追手を恋に陥らせるなんて 罪作りなわ・た・し♥ だけどこれだけは譲れない。 私は美しいものが好きなのよ。 だから、蔵闇警部。 あなたの私への告白は消してあげるん♥
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