古流剣術家『鎖碧』

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 どもです〜今日は姿勢の話をしますっす!  姿勢とは「姿(すがた)に勢いがある」と書いて姿勢です。  なんで姿勢大事なん? 分かりやすく言うと150キロの力士と体当たりしてください。  姿勢が悪ければ吹き飛びます。相撲(すもう)は格闘技の中でも最高クラスのパワーを発揮する格闘技ですからね。  なので、昔から合気道を学ぶ者は力士を倒せたら一人前と呼ばれてますが……うん、この時点の僕は素手で力士に勝てる気がしませんな(笑)。  で、そこで姿勢、プラス重心を落とす事が重要なのです。  合気道もそうですし、剣術の世界でもそうです。てか、ほぼ全ての武道武術に共通する事ですが、相手とぶつかり合う事が主体ですよね?  そこで! 姿勢を真っ直ぐにして、重心を落とせば、たとえ体重が60キロしかない人でも100キロの人のタックルに耐える事が可能なのです。  とか言っても、どーせ信じてくれないでしょうね。  と言うわけで、ここからは姿勢を良くするトレーニングを紹介します。  まず、垂直な壁に両足の(かかと)を付けて、背中も付けて、後頭部も壁にくっ付けてください!  自分の背面が全て壁に密着した姿、これが完璧な姿勢の作り方です。  あ、更に付け加えると、顎を少し引いて、目線は水平にしてください。  近年、スマホによるストレートネックが問題視されてますが、この姿勢矯正(きょうせい)トレーニングを毎日すれば、前に突き出ていた首が後ろに行き、背骨と首が垂直になります。  正しい姿勢を身に付けると肩こりに悩まされずに済むようになります。  僕は普段から壁も使いますし、歩いてる時、座ってる時も、背骨を上下に無理矢理引っ張るような窮屈な姿勢を取り続けてます。  最初は筋肉が硬かったので辛かったですが、今では自然に姿勢を良くする事ができるようになりました。  ま、姿勢を治したーい! と言う人にはオススメなトレーニングですかな?  んー、次回は、みんな大好き中段の構え。剣術でもメインフォームな構えですが、意外と中段の構えを作るのが難しい(泣)。  なので、まだまだ修行中の身ですが、僕が知ってる限りの中段の構えのノウハウを伝授しまーす!
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