27人が本棚に入れています
本棚に追加
「汚くないって。ここに、今から俺のを突っ込むんでしょ」
徐々になじるように、言葉を選んでいく。
「ああ……そんな……」
「ねえ。欲しい?俺の」
「せんぱ……い……」
「言って、潤一郎」
「欲しいです、鏡二さんが欲しい」
そのやりとりも、女性では味わえない快感がある。女性には、冷たくせず、優しく、をモットーにしていた俺だったが、潤一郎は男だ。多少強引に、言わせるのも楽しい。
こんなに、欲しいと切望されたことが俺にはあったろうか。
欲しがる潤一郎の唇に自分のを重ねる。口を開けて、俺を受け入れる潤一郎は、あどけなくて妖艶で、可愛いかった。
「入れるよ」
潤一郎は身体が柔らかく、正常位でもお尻をあげることで入れることができた。
「あうっ……くうっ……」
潤滑油のせいでずぶずぶと入っていく、でも途中の締め付けで奥に進まなくなる。
「ああ……キモチー……」
「ああ、はああ」
「潤一郎、締め付けすぎ……ほら」
またキスをする。舌を絡めると、徐々に力抜けていくようだった。
「なんでっ、こんな・・・僕より先輩が慣れてる……」
「そりゃあ、女と同じだよ」
「僕は、女じゃ」
「知ってるよ。だから、こんなに丁寧にしてるじゃん」
「うう、ああ……」
奥深くまで入ると、潤一郎はビクビクと痙攣し出した。
「ああ、気持ちいい!ああ……もう、もう」
そのまま、亀頭に当たっている何かをツンツンと押し上げる。すると、潤一郎が叫び出す。
「だ、駄目エエ、だめ、いっちゃ……、いく……!」
「……すげえ、締め付けが……潤一郎……綺麗……」
「はああ……あああ……」
反り返って、陰茎から多量の精液を放出する後輩を見ながら、俺も弾ける。
「我慢……できねえ……」
深く絶頂している潤一郎の前立腺付近に、俺も多量に射精する。
「くっ……潤一郎……俺もいく……」
そのまま、後輩の身体の中にぶちまけて、じっと見つめる。潤一郎は、意識を失っていた。
最初のコメントを投稿しよう!