私が不登校になった話

エスカレート

　とうとう私は学童で一人になりました。

（学校では、どうせ学童で遊ぶからと、それぞれ他の仲の良い子と遊んでいた）

　起こった順ではありませんし、一人になる前の出来事も混ざっているかもしれません。（彼女たちのセリフも一言一句同じではありません。念の為。）

　私が同じ列の席に座ると、四人は別の席に移動するようになりました。

　自分のサインを作る事がグループ内で流行り、それぞれお互いのノートにサインを書きあったのですが、ある日、四人がそのノートを持ち寄っていました。
　のちにＡのそのノートを見る機会がありました。厚い表紙にお互いペンで書き込みましたが、私のサインの所だけ、表紙が色落ちしていました。
　私は過去に、ノートの表紙にペンで書いた字を、消しゴムで消そうとした事があります。ですが、表紙が色落ちして字は消えませんでした。
　あの時、四人は私の書いたサインを消すためにノートを持ち寄っていたのだと分かりました。

　Ｂは、「馬鹿」とか、割と人に言う子でした。直接的な嫌がらせも、彼女がしてくることが多かったです。
　私がトイレに入っていた時、ドアの隙間からＢが覗いていたことがあります。
　私が水を流したタイミングか、ドアを開けようとしたタイミングで、笑いながらトイレを出ていきました。
　ある日、文房具をプレゼントしてくれ、中身が普段私が買わないような、香り付きや、ネオンカラーの洒落た鉛筆だったので礼を言うと、えっ？という反応が返ってきました。
　そして、「間違えたから返して」と。
　新しく渡されたのは、ディズニープリンセスがプリントされたピンクの鉛筆と、入学祝いでもらうような、彼女のフルネームが入った、薄ピンクの鉛筆。
　この事をＤに話すと、「え？私は香り付きのもらったよ？」。
　・・・。

　そして、泣きながら書きましたとか（手紙の内容を）誰にも言うなよとかいう手紙がロッカーに入るようになりました。（書いてきたのは主にＡ）。

　「ゾーイの事は嫌いじゃないよ。この手紙でストレス発散させたかっだけ」
「〇〇で（ゾーイが）いい子ぶってるの、もう飽きた」
「返事はいりません」

　いや、嫌いじゃないよって・・・ならストレス発散に使わないだろ。人に送る手紙を。

　いい子ぶってる！？大人（そしてお客）相手に馴れ馴れしく出来るメンタルなんて持ってないから。
（Ａは、〇〇（イベント名）で、親が屋台を出していた。私はＡとその店で少し手伝い（代金受け取ったり、お釣り渡したり）をしていたので、どうもその時の事を言っているらしい）

　こんな手紙にどういう返事を書けと・・・？

　まだまだあります。
　エスカレート２に続く。