2人が本棚に入れています
本棚に追加
エスカレート2
ある日、珍しく四人のうちの二人(誰と誰だったか忘れた)が私に話しかけてきました。
他の二人の事はいいのかな・・・と思いつつ、久々の会話を楽しむことにした私。が。
「その髪型、〇〇と〇〇(その場にいない二人)が似合ってないって言ってたよ」
・・・それを伝えに来る貴方たちは?なんなの?
確かに私はその日、前髪の形がいつもと違いました。
(そして実は教室では、他の女子たちに囲まれるほど似合っていると言われていたw)
二人の言葉にどういう反応をしたかといえば、実は覚えていません。
この話最大のツッコミどころはこの二人とのやり取りではなく・・・
同じ日か、その翌日くらいに、今度は「私の髪型が似合ってないと言ったらしい」二人が来ました。
そして。
「その髪型、〇〇と〇〇(その場にいない二人)が似合ってないって言ってたよ」
ん?
えーと?
何をしたいんだろう。
「相手が言っていた」悪口を、「私じゃないよ。他の子がそう言っていただけだからね?」とわざわざ伝えに来る人はよくいますが、お互いにそれをやるって・・・?
私が普段、嫌な事とかツッコミたい所を言わないのは、グループ内の空気が悪くならないようにするためでもありますが、一番は「先生に言いに行く人」がいるからです。
あと、謝ろうとしているのに先生に言いに行き、みんなの前で謝らせようとする人もいます。
(そして私は、先生に言いに行く、も出来ないので、ある意味都合の良い人間だったかもしれない)
で、まあ、今回も問ただされないだろうと思っていたんでしょうか。
でも、あまりに理解できない行動に私はしっかり言いました。
「その二人も同じこと言ってきたよ?」と。
そう言われた二人は、予想外といった様子で顔を見合わせていました。
そして何か言い訳していましたが、よく覚えていません。
Aからの手紙 前回の書き忘れ
「幼馴染だけど、その事は許さない!」
「前に親友だよって言ったけど、それはもう無いかも」
幼馴染だけどって何!?
確かに保育園同じだったけど、私たちそんなによく話す仲じゃなかったよね?
そして幼馴染ならそれを理由に許すってひどくない?
親友・・・。
あったね、そんなこと。
Aがいきなり「親友だ」って先生の前で言って、私が思いっきり「えっ?」って言ったアレだね。
うん、本当に、Aが親友だなんて思ってなかったよ。ていうか親友がどういう存在かわかってなかったし。
Aが言うには「幼馴染だし」らしいけど、親友の条件そんなにガバガバなのか?
それとも、私を「親友」ってことにして、それこそ「親友」だから多少の事は許してもらえるだろうって思っていたのか?
まあ何にせよ、今となっては分からない。
そしてまだまだあります。
エスカレート3に続く。
最初のコメントを投稿しよう!