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学童をやめてからの話
正直、何年生で学童をやめたのか覚えていません。五年でやめたのか、五年まで行ったのか・・・。
で、主に学童でだった四人との仲。
やめたらもう、縁も切れる・・・わけではありませんでした。
むしろ、悪化しました。
Aはおそらく、学年の女子でかなり優等生のイメージを持たれていたと思います。
Aは学級委員。
で、頭良いし、背高いし、美人だし、と、周囲の人の評価は続きます。
なので、私がAに何かされている、と言ったところで他の生徒は信じるわけがありませんでした。
ある帰り道。Aが私に、前に二人で撮ったプリクラの話を始めました。
「あれ、いとこに見せたんだよね」
私は内心、えっ?
集合写真ならともかく、Aの他に私しか写っていない写真を勝手に人に見せないでほしいと思いました。
そして案の定、
「ゾーイ見てね、この子加工似合ってないねって言ってたよ」
ほら、やっぱり。
私は、ふ~んで済ませます。
私が言ったわけじゃないよ、いとこが言ってたってだけだからね。ってか。
他にも、雨の日に車が飛ばした水を思いっきりかぶってしまった友人を私が心配した時。
その子の姿が遠くなったところで、
「ゾーイって心配性だよね。私心配性の人嫌いなんだよね」。
もちろん、これも「へー」で済ませました。
あ、別にゾーイの事言ったわけじゃないからねってか。
Aはいつも、そんなつもりは無かった、と言ってしまえば、相手の誤解だった、で済んでしまうようなことしか言いません。しません。
むしろ、Aに何か言われた、された、と言ってくる私の方が、下手したら悪者扱いになります。
Aがそんな事するわけ無いじゃん、学級委員だし。って。(実際に言われました。別に、それを言ったその子には怒っていません。むしろ、大好きな友達です。それだけAの、周囲からの信頼がすごいって話です。)
次回は、恋愛!
ライバルに、学校一のモテ男子に、恋愛相談に・・・。ツッコミどころ満載のエピソード。
楽しんでいただけたら、嬉しいです。
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