孤独を埋める夜

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「んんん...//そんなに焦らないで...///」 「言っておくけど、優しく抱くつもりないから。」 俺は優馬を見下ろし言った。 「何を怖がってるの?」 「え?」 俺は思わず聞き返した。 「優しく抱いたら、俺があなたに惚れるとでも?確かに、あなたは格好いいし、人気アイドルだけど、俺はそんなことどうでもいい。ただ、今夜、人肌が恋しく無ければいいだけ。」 「んはっ、はっきり言うね。」 「今更、猫かぶっても仕方ないでしょ。」 「それもそうだな。」 「でも、優しくないのも好きだよ。」 優馬は、悪戯な笑みを浮かべながら俺の耳元で囁いた。
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