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「え?じゃなくて、何でプラモ買いに行ったんだよって聞いてんだよ」
「風ちゃん、この事は秘密だぞ?」
「は?」
爽太は周りを見回して誰も近くに居ないのを確認すると俺の前にしゃがんで声を顰めて言ってきた。
「母さん昼寝してたから母さんの財布からちょっと抜いたんだよ。だから買いに行ったんだ」
「てめぇのお母さんに謝りやがれ」
ボコっと爽太の顔面をグーでパンチすると「へぶっ!」と爽太は鼻血を出しながら後ろに倒れたのだった。
終わり
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