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「ガンプラ代30万きっちり返してもらいますから宜しクレジットカードの使い過ぎにはご注意を」
「ガッ…ガンプラ代っスか!?」
「なっ、何のこっちゃ!?おっ、おい誰や山代はんとこの坊ちゃん様からガンプラ代騙し取った奴っ!?今すぐ前に出て来て土下座で謝らんかい!!」
お互いの顔を見合わせながらざわざわし出してる中クイックルワイパーを振り回しながらゆっくり近付いて行くと「待って下せぇ!」とリーダーがリーダーとしては格好悪く俺に向かって走って来て土下座して来た。
「お願ぇしますだぁ!!どうか命だけはお助け下せぇ!!」
「命どうのじゃねぇんですよ。人様からねちっこく金騙し取るって格好悪ぃ事してんのが腹立たしいんですよ、あんたらそれでも大人ですかってんだ」
「へぇ、坊ちゃんの言う通りでさぁ!間違いなく俺達は格好悪ぃだす!」
「金取るならな、コソコソ取るんじゃねぇですよ。真正面から堂々と奪い取りな!ですよ!悪党ならよぉく覚えときなさい!」
「はいっ!!これからは真面目に真正面から堂々と奪います!!」
「良しっ!!」
「じゃ、じゃあ、俺達の事は見逃して…」
「いや。それとこれとは話しが違うんで、きっちりお掃除はさせていただきますよ」
「ええっ!?」
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