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「へっ、へへ。何かあった時のためにって前もって俺が爺さんの事金で雇ってたんだ。雇ってたかいがあったってもんだぜ。…どうだクイックル、これじゃあ手も足も出せないだろう!?はーはっはっはっはっ!!」
「風ちゃんごめんね〜!!うええ〜〜〜ん!!」
「うぇっへっへっ、ワシもまだまだヤレるわい。若僧にはまだまだ負けんぞーーー!」
「…けいないね」
「あ"?何だクイックル?何か言ったか?」
「関係ないって言ったんですよ」
「は?」
「親友だろうが爺さんだろうが掃除の仕事中には居ても居なくても全く関係ないって言ったんですよ」
「ふ、風ちゃん?」
「爽太、歯ぁ食いしばってろ」
「えっ?」
ポカンとしてる爽太目がけて容赦なくクイックルワイパーを突き刺すと爽太とプラモ屋の爺さんは揃って綺麗に吹っ飛んでってそのまま海にドボンした。
「うっ、嘘だろ……!?お前自分のダチ殴り飛ばすとか正気かよ!?どうかしてんじゃねぇのか!?」
「そうですね、どうかしてますね」
「は?」
ふふっ と俺が笑うと爽太を人質に取るためプラモ屋を金で雇った男は青い顔して目を丸くした。
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