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 それから夕食を食べ終わり三人はデザートを楽しんでいた。 「あのミシェルって人はどうだった? 魔力与えたら結構いけるかな?」  その質問は当然ながら実際に戦ったルシフェルへ。 「人間としては悪くないとは思いますが、まだ先があるかと。ですが、現状でもそこら辺の兵よりは使えるかと思います」 「んー。確かにあそこの国王様もこれからもっと騎士団団長として成長するって言ってたしなぁ」  悩みながらもデザートを食べる手は止まらないペペ。  だがその甘さによる効果なのか食べた直後、ペペの脳内でアイディアの電球が灯った。 「じゃあ、ルシフェルが鍛えるってのはどう? いい感じまで鍛えてからだったら結構な戦力になるんじゃない? それとも先に魔力注いでそれから鍛える方が良い?」 「やはり基盤を整えてからの方が確実ではあると思います。下手に魔力へ逃げられては厄介ですので。ですが全てはペペ様のご判断のままに」 「それじゃああの子はルシフェルに任せようかな。四天王の一人になれるぐらい鍛えちゃってよ」 「はい」 「期待してるからね」 「お任せ下さい。必ずやペペ様のご期待にお答えします」  深々としたお辞儀を見ながらペペは満足気にデザートを口へ運ぶ。
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