![ae8cb518-6748-4729-89dc-59fb399403a1](https://img.estar.jp/public/user_upload/ae8cb518-6748-4729-89dc-59fb399403a1.jpg?width=800&format=jpg)
技術が進むと社会活動は拡大・省力・複雑・加速化するので、
政策も国際化など広域化と共に、民主化など分権化します。
また、ある技術水準での利害調整政策を極めると、
その限界を突破する新技術導入政策が必須となります。
(ここでいう利害調整政策というのは実質的に、
経済・社会/人的資源/行政管理政策を合わせたもので、
新技術導入政策は技術的政策であるといえます。
文明活動には重複もあり、通貨などの社会工学的技術が
実は鋳造などの自然科学的技術も基礎としているように、
新技術の導入政策は旧技術の開発・普及政策を基礎とし、
それも含めて技術的政策と呼べるからです。)
『技術が進めば社会が変わり、社会が変わると政策も変わり、
その政策がまた次の技術を生む』というわけです。
そして現在は、情報社会からAI社会への移行期といえます。
農耕は文明を生み、動力機関は世界に広げ、
電算機は地球的限界への到達の衝撃を和らげました。
しかしまだ人類は、文明の持続的発展を
見通せてはおらず、次世代の技術が必要です。
この〝文明の
循環〟が分かると、AIを中心に、
新素材・
動力、
知能ロボット、生物工学、
先進医療・教育、
IoTとビッグデータ処理など、
次世代技術の健全導入が求められている理由が分かります。
また政策では、国連が企業や市民にも
国際総合政策
SDGsへの参画を呼びかけ、
国や自治体が
Society5.0やDX(デジタル
改革により
情報社会完成とAI社会建設を促す理由が分かります。
スマートグリッド、スマート(スーパー)シティ、
データヘルス、
EdTech活用、
マイナンバー、デジタル・ガバメントなど
他の現代政策も、この
循環から説明できます。
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