恋と結果と妄想と私

1/1
前へ
/1ページ
次へ
「この前はありがとう。とても楽しかった。東京国立博物館の催しもとても興味があって本当は行きたいのですが、家庭の事情で難しそうです。  母親が介護疲れで鬱になり、父が母のケアと家事をやっていて、僕もまた家事や兄弟の面倒を見なければ、ならなくなったのです。自分も母には少しでも楽になって欲しいので、時間的精神的余裕が今はありません。  せっかくのお誘いなのですが、申し訳ないです。すいません。。」 「そうなんですね。コウタくん、十分に家族に寄り添ってくださいね。私のことはぜんぜん気にすることはないです。むしろ私にできることがあれが、ぜひ声をかけてください。力になりたいです。困った時は気軽に連絡ください」
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加