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まぁ、こんな感じの高校生らしいやり取りだ。
メンバーは「ぼく」こと近藤。アイコンは猫😸
ぼくをSNSに招待した山本。アイコンは犬🐶
山本が始めに招待していた高松。アイコンは車🚗
その高松が招待した川田。アイコンは飛行機🛩️
この四人である。ぼく達は高校も同じクラスで、いつも集んでるグループだった。
ぼく達はそう顔がいいわけではなく、スポーツを何もしていない文化系のインドア派、ファッションセンスも親が買ってきた服を言われるままに着るだけで興味なし。
所謂、陰気なキャラクター。陰キャ集団である。
グループ名も全員の頭文字から「KYTK」と名付けている。
SNSでのやり取りも、先述のように「いつも学校で駄弁ること」の延長線上でしかない。
ただ、家で寝転がりながらケータイをいじって友人グループで話をすることは楽しい。
このやり取りは高校三年間続くのであった。
ぼく達は大学生になり、四人それぞれ別の大学に進学した。
アルバイトを始めたり免許を取ったりなどで生活様式に変化が生じてきた。
それに応じてメッセージトーク機能でのやり取りの内容も変わってきたのである。
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